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インプラント治療は腫れる?腫れが出るタイミングと対処法について解説

インプラント治療を検討している方々の中には、手術後に腫れることがあるのかについて疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

インプラント治療は、歯の欠損部分に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の被せ物(上部構造)を取り付ける治療方法です。

インプラント治療では、顎の骨にインプラントを埋め込む手術の際に腫れることがあります。

この記事では、インプラント手術後に腫れた場合の対処法について解説します。

これからインプラント治療をお考えの方はぜひ参考にしてください。

インプラント手術後に腫れる場合がある

インプラント治療において、腫れる可能性があるのは主に手術後のタイミングです。

インプラントの手術は、歯茎を切開し、顎の骨に穴を開けて人工の歯根(インプラント体)を埋め込みます。

この手術によって、傷つけられた部位に免疫や防御反応が現れることで、腫れが生じる場合があるのです。

手術後の腫れは、基本的には2〜3日で収まることがほとんどで、個人差によって腫れの程度は大きく異なります。

また、一度の手術で複数の箇所にインプラントを埋め込む場合、腫れが強くなる傾向があります。

手術後に腫れた場合の対処法

インプラント手術後の腫れは、体の機能上で自然なことです。

しかし、腫れが不快なときは、過ごし方に気を付けることで腫れを軽減することが期待できます

以下に、手術後に腫れた場合の対処法をご紹介します。

処方薬を正しく服用する

手術後は、処方された薬を正しく服用することが重要です。

インプラント手術後には、一般的に痛み止めや抗生物質が処方されます。

痛み止めは、痛みを感じる場合にのみ服用しますが、抗生物質は、処方された分量を最後まで継続して飲み切ることが必要です。

腫れや痛みが収まったからと言って、服用を途中で中止してしまうと、腫れが再び現れたり、悪化する可能性があります。

正しい服用方法を守ることで、しっかりと腫れを抑えることができます。

口の中を清潔にする

手術後は、口の中を清潔に保つことも大切です。

手術後、口内の細菌が増えると傷口が細菌に感染し、それによって腫れが悪化する可能性があります。

特に手術直後は、手術箇所を避けつつも、口内全体の衛生を保つために丁寧に歯磨きを行うことが重要です。

ただし、手術の傷口に歯ブラシが当たると、出血や感染を引き起こす可能性があります。

手術部位以外は歯ブラシで丁寧に磨き、傷口のある場所はうがい薬を使用して優しくうがいを行うことで、口内全体を清潔に保つことができます。

血行が良くなる行動を避ける

手術後、血流が増加すると腫れや痛みが強まる可能性があるため、術後は血行が促進される行動を控えるようにしましょう。

血流を増加させる行動には、飲酒や入浴、激しい運動などが含まれます。

特に、手術後の最初の2〜3日間はこれらの行動を避け、安静に過ごすようにしましょう。

患部を冷やす

腫れが大きい場合、腫れた部分を冷やすことで腫れの軽減が期待できます。

腫れている箇所を冷やすときは、濡れたタオルを使用することをおすすめします。

これは、患部を極端に冷やしすぎると、インプラントと骨の結合を妨げる可能性があるためです。

保冷剤や氷を使用する際は、タオルなどで包んでから軽く患部に当てるようにしてください。

これによって、過度に冷やしすぎることを防ぎつつ、腫れを抑える効果が期待できます。

治療完了後の腫れについて

手術から1週間以上経った後で腫れや痛みが増してきたら、インプラントを埋入した部位が感染してしまっている可能性があります。

この状態が進行すると、インプラントが不安定になり最悪の場合は脱落のリスクも伴います。

手術から一定の時間が経ってから腫れが現れたら、速やかに、手術を受けたクリニックへ受診しましょう。

早期に治療することで、口内の健康を保ち、インプラントを長く維持することができます。

赤坂さくら歯科クリニックのインプラント治療について

赤坂さくら歯科クリニックでは、先進の機器を使用することで正確に患者様の状態を把握し、一人ひとりの患者様に合わせた安全性の高い治療を提供しています。

次の写真は、当院のインプラント治療前の患者様のものです。

メタルインレー(銀歯)をジルコニアクラウンにやりまえました。

右下7番・左下7番をコンポジットレジンに、右下5番・左下6番をセラミックインレーに、右上6番をジルコニアクラウンに、右上4番・5番・7番をセラミックインレーにしました。

インプラントの歯は人工的に作成された歯ですが、周囲の天然の歯と比べても色や形に違和感のない仕上がりとなっています。

インプラントは一本だけ欠損している場合にも非常に有効です。

入れ歯やブリッジといった他の治療法に比べて、周囲の健康な歯を削る必要がないというメリットがあります。

それぞれの治療法のメリット・デメリットについては、赤坂さくら歯科クリニック公式YouTubeチャンネルの動画もご覧ください。

安全なインプラント治療なら赤坂さくら歯科クリニックへ

インプラント治療において、手術後に腫れることは身体の正常な反応です。

もし、腫れが生じたとしても、適切な方法で対処することで腫れを抑えたり長引かせないようにすることが可能です。

赤坂さくら歯科クリニックでは、経験豊富な医師が患者様の状態を丁寧に診断し、治療を計画します。

これにより、安全性の高い治療が実現できます。

さらに、治療前のカウンセリングや説明の時間を大切にし、患者様一人ひとりのご要望や状態に合わせた治療を行います。

安全で信頼性の高いインプラント治療をお求めの方は、ぜひ赤坂さくら歯科クリニックにご相談・ご来院ください。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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