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インビザラインからワイヤーに変更できる?変更する理由や注意点も解説

インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使うため、ワイヤー矯正と違ってほとんど目立ちません。

しかし、インビザラインは長時間の装着と、飲食時には毎回外さなければいけないなどの矯正を成功させるための「ルール」がいくつかあります。

インビザラインをはじめた方の中には、なかなかそのルールを守ることができず「インビザラインからワイヤーに変更したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、インビザラインからワイヤーに変更できるのか、また、なぜそのように考えるのかといった疑問にお答えします。

赤坂さくら歯科クリニックでは、インビザラインの初回カウンセリングは無料です。院長自ら、細かく悩みに答えてくれるので、お気軽にご相談ください。

インビザラインからワイヤーに変更が可能

インビザラインからワイヤーに途中で変更することは可能です。また、逆にワイヤーからインビザラインに変更することも問題ありません。

変更したい理由は人によりさまざまあります。

  • ライフスタイルに合わない
  • 性格上合わない
  • そもそも歯に合わない

以上のような悩みがあれば、矯正は長い時間を要するため、一度歯科医に相談しましょう。

インビザラインからワイヤーに変更する目的や理由

インビザライン矯正 ワイヤー矯正
特徴 形の違う透明なマウスピースを交換しながら矯正を進めていく。マウスピースの自己管理が大切。 歯の表面にブラケットという金属やセラミック製のボタンをつける。そのボタンにワイヤーを通し、徐々にワイヤーを太くしていく(医師により)ことで矯正を進める。
取り外し 自身で取り外しが可能。食事や歯磨きの時は必ず外す。 自分で取り外すことができず、常に装着して生活する。
交換頻度 週に1回ほど、自分でマウスピースを交換する。 月に1回ほど、歯科クリニックにてワイヤーを交換・調整する。
痛みの感じ方 新しいマウスピースに交換してすぐは、多少の締め付け感がある。 ワイヤーを交換してしばらくは痛みを感じる。
治療期間(全体矯正) 1年~3年 1年~3年
通院回数 最初のうちは2週間に1回ほど、その後2ヶ月から3ヶ月に1回のペースで通院する。 月に1回のペースで通院する。

インビザラインからワイヤーに変更したいと考えている方は、珍しくありません。

どのような場合に変更を考えているのか、以下で紹介します。

1日20時間以上の装着時間が確保できない

インビザライン矯正は、マウスピースの装着時間が短いと歯の移動が十分に進まないため、治療期間が長引いたり、治療結果が不十分になったりする可能性があります。

そのため、1日20時間の装着時間を守れない人は、インビザラインからワイヤーに変更したいと考える人もいます。

たとえば、食事時にマウスピースを外し、食後口腔内がきれいになってから装着しなければいけませんが、すぐの装着が難しい人もいるでしょう。

外食のときは、人目を気にして「外すこと」自体が難しい、「つけること」がすぐにできないといった場面も多々あります。

すると、外したままの時間が長くなり、装着時間が確保できない場合も出てきます。

そういった日常の場面だけでなく、マウスピースは装着すると話しづらいというデメリットから、仕事上外す方も多くいます。

食事や歯磨き時の取り外しが面倒に感じる

インビザラインからワイヤーに変更したい人の中には、食事や歯磨き時のマウスピースの取り外しが、面倒に感じる方もいます。

ワイヤー矯正は良くも悪くも、矯正している人の協力度に依存しません。

しかし、インビザラインは自分でマウスピースを意識して取り外したり、取り付けたりしなければいけないため、自己管理が難しい方には、ストレスに感じるでしょう。

マウスピースの装着時の違和感が気になる

インビザライン矯正は、長時間マウスピースを装着するため、何か違和感があるとワイヤーに変更したいと感じる方もいます。

違和感とは、噛み合わせが高く感じたり、思っていたより喋りづらかったり、マウスピースの厚みが気になってしまったりといった内容です。

たいていの方は、徐々にマウスピースの装着に慣れ、これらの違和感が気にならなくなります。しかし、人によってはワイヤーに変更したいと感じる大きな原因にもなります。

インビザラインからワイヤーに変更するときの注意点

インビザラインからワイヤーになぜ変更したいかわかったところで、変更する際の注意点について解説します。

別途費用が発生する

インビザラインからワイヤーに変更する場合、改めて作成するワイヤーの費用だけでなく、別にかかる費用もあります。

たとえば、インビザラインで矯正力を高めるために歯に装着していた「アタッチメント」を除去する費用です。

そのほか、ワイヤー矯正に変更するためにワイヤーやブラケットなどの器具の費用など追加費用がかかる歯科医院もあります。

変更する前に確認しておきましょう。

歯磨きがしづらくなる

ワイヤー矯正は、ブラケットやワイヤーを自分で取り外すことができないため、歯磨きがしづらくなります。

マウスピースを自分で取り外して歯を磨くインビザライン矯正と異なり、ワイヤー矯正は慎重に歯を磨かなければなりません

インビザラインからワイヤーに変更するときは、磨き残しは虫歯の原因になるため気を付けましょう。

食事内容に制限がかかる

もともと、矯正中は歯が不安定なため、インビザラインでもワイヤーでも、食事内容には気を付けなければいけません。

しかし、インビザラインからワイヤーに変更する場合は、特に食事に気を付ける必要があります。

たとえば、キャラメルやガムなど粘着性の強い食事は、ブラケットに絡みつく可能性があるため、控えましょう。

また、矯正装置が外れる可能性のある、ステーキやフランスパンなどの固く・噛みちぎる必要のあるものも避けなければいけません

インビザラインからワイヤーに変更したい方は赤坂さくら歯科クリニックへ

インビザラインからワイヤーに変更は可能です。

変更を希望する主な理由には、1日20時間以上の装着時間が確保できなかったり、食事や歯磨き時の取り外しが面倒だったり、違和感が気になったりという理由が挙げられます。

変更時には、別途かかる費用についてや、歯磨きの仕方、食事内容の制限について注意しなければいけません。

赤坂さくら歯科クリニックでは、インビザラインやワイヤー矯正に精通した医師がいます。

不安を取りのぞきながら丁寧に納得のいく説明をしますので、いつでも相談にいらしてください。初回カウンセリングは無料です。

より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をお待ちしております。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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