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インビザラインライトの費用や治療期間は?他のプランとの違いも解説

インビザラインにはパッケージプランがいくつかあり、どれを選べばいいか迷うのではないでしょうか。

この記事では、インビザラインの中でも手軽にできる「インビザラインライト」について紹介します。

費用や治療期間などのライトの特徴だけでなく、のプランと比較したり、実際に治療した症例も紹介したりするので、気になる方はぜひ参考にしてください。

赤坂さくら歯科クリニックでは、インビザラインプラチナドクターの院長が治療計画やカウンセリングを担当しています。

ライトは適応症例も限られるため、ご自身ではライトプランで矯正できるか判断が難しいかと思います。初回カウンセリングは無料なので、お気軽にご相談ください。

インビザラインライトの特徴

インビザラインライトとは、軽度の歯並びの悪さ(不正咬合)や、矯正後の後戻りにたいへん有効なパッケージです。

ここでは、インビザラインライトの費用や治療期間、使用するアライナーの枚数について解説します。

費用相場は30~50万円

インビザラインライトは、自由診療のため歯科クリニックにより費用にばらつきがありますが、30〜50万円が相場です。

この費用の中には、カウンセリング料や検査料、調整費、保定装置料などが入っています。

治療期間は4~7ヶ月

インビザラインライトの治療期間は、4〜7ヶ月です。

インビザラインでは、アライナーと呼ばれる矯正用の透明なマウスピースを交換しながら、徐々に歯に力を加えて治療していきます。

通常アライナーは1週間に1度交換しながら進めていきます。

アライナーの最大枚数は14枚・追加アライナーは2回まで

インビザラインライトでは、アライナーの交換枚数が決まっており最大14枚(片あご)です。

つまり、14枚のアライナーを1週間ごとに交換しながら矯正治療を進めるため、その枚数内で完了できる歯並びだけが、ライトの適用症例になります。

それ以上のアライナーが必要な場合は、他のパッケージを検討しなければいけません。

ただし、追加アライナーをオーダーすることが可能で、ライトでは3年以内に「2回」までできます。

ライトは、奥歯を含めた上下28本の歯を対象としていますが、最大14枚で奥歯まで対応するのは難しいため、部分矯正として利用されることがほとんどです。

インビザラインライトと他のプランを比較検証

種類
(パッケージ)
治療範囲 適応制限 費用相場 アライナー
最大枚数
治療期間 赤坂さくら歯科クリニックでの取り扱い
コンプリヘンシブ
(フル)
全体矯正
上下28本
通常 90~110万円 無制限 1~3年 900,000円~
モデレート 全体矯正
上下28本
中度 70〜90万円 最大26枚 7ヶ月~1年半 700,000円~
Go 部分矯正
上下20本
軽度 30~50万円 最大20枚 5~7ヶ月 取り扱いなし
ライト (全体矯正)
上下28本
軽度 30~50万円 最大14枚 4~7ヶ月 350,000円~
エクスプレス 部分矯正
上下16本
軽度 20~40万円 最大7枚 3~4ヶ月 両あご
200,000円〜
片あご
150,000円〜

※すべて税抜価格で表示しています。

インビザラインの主なパッケージを上記のようにまとめました。

以下で、それぞれのパッケージとインビザラインライトを比較した際の違いについて紹介します。

インビザラインコンプリヘンシブ(フル)との違い

インビザラインコンプリヘンシブ(フル)は、インビザライン矯正の中で一番適応症例が多く、ほとんどの不正咬合に対応しています。

そのため、インビザラインライトに比べ、費用や治療期間に2〜3倍の差が出てきます

上下28本の歯に対応している点では同じですが、アライナーの最大枚数にコンプリヘンシブは制限がないため、奥歯を含めた大きな移動に最適です。

インビザラインモデレートとの違い

インビザラインモデレートは、コンプリヘンシブとライトの中間に位置するパッケージで、中度の不正咬合に適応できます。

治療範囲は、コンプリヘンシブやライトと同じく、上下28本の歯の全体矯正です。

「ライトやエクスプレスでは、アライナーの枚数が少なすぎる」「コンプリヘンシブパッケージにするほどアライナーを使わない」という場合が多く、新しく登場したパッケージで、最大枚数や費用、治療期間もライトの約2倍になります。

インビザラインGoとの違い

インビザラインGoは、部分矯正を目的としており、アライナーをライトより6枚多い最大20枚使用し、前歯から第2小臼歯(5番の歯)まで動かすことができます。

つまり、最大枚数は多少違いますが、ライトと比較すると「前歯だけの矯正(Go)」か「奥歯も含めた全体的な矯正(ライト)」かの違いです。

症例により、Goにも向き不向きはありますが、たいていはモデレートやライト、エクスプレスでも代用できます

赤坂さくら歯科クリニックでは、インビザラインGoの取り扱いがないため、上記の通り、別のインビザラインパッケージで対応しています。

インビザラインエクスプレスとの違い

インビザラインエクスプレスは、インビザライン矯正でもごく軽微な不正咬合の治療にしか対応できません。

最大使用枚数は、ライトの1/2の7枚、追加アライナー数も1回までです。そのため、費用や治療期間もライトの1/2になります。

赤坂さくら歯科クリニックで治療したインビザラインライトの症例

インビザラインライトを検討中の方は、ご自身がライトの適応症例か判断しにくいと思います。

ここでは、赤坂さくら歯科クリニックで矯正治療した、ライトパッケージの症例を2つ紹介します。

症例1

症状:上あごの叢生
治療費用:360,000円(税抜)
治療期間:5ヶ月

こちらはインビザラインライトで、上あごの叢生(歯のがたがた)を矯正治療した症例です。

矯正前は上あご右側2番の歯が、下の歯に隠れるように位置しています。

5ヶ月間矯正を続けることで、右側2番の歯の噛み合わせが正しい位置になりました

そのため、正面から見たときの歯のアーチが、きれいに整ったことがよく分かります。

ただし、上下の正中の位置までは合わせることはできませんでした。

上記2枚目の写真は、下から上あごを写したものです。2枚目の写真でも、右側2番の歯のずれが矯正前は目立っていました。

しかし、右側2番が前に押し出されたことで、1〜3番までの歯並びが違和感なく整ったことがよく分かります。

インビザラインライトは適応症例に制限はあるものの、このような比較的軽度な歯並びにはたいへん有効なパッケージです。

こちらの症例をより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

症例2

症状:下あごの叢生
治療費用:360,000円(税抜)
治療期間:7ヶ月

こちらもインビザラインライトで、下あごの叢生を治療した症例です。

矯正前(写真上部)は左側下あご1番の歯が、前に出ているのが目立っていましたが、7ヶ月かけて徐々に矯正し、正しい位置に戻りました(写真下部)。

上記写真(2枚目)は、上から下あごを写したものですが、正面から見たときには分からなかった左側2番の動きがよく分かります。

矯正前は、少し前に傾いていた2番ですが、1番が後方に下がったのと同時に2番も少し後方に傾き、きれいなアーチ型になりました

1本だけ飛び出ているように見える歯列ですが、緻密な治療計画によって全体を少しずつ動かし、きれいな歯並びに整えていきます。

こちらの症例をより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

インビザラインライトを検討中の方は赤坂さくら歯科クリニックへ

インビザラインライトは、治療範囲に制限がなく、比較的短期間で費用を抑えた矯正ができます。

しかし、適応症例やアライナーの枚数に限りがあるため、軽度の不正咬合や歯の後戻りにしか対応できません

ご自身がインビザラインライトが適用できる不正咬合かどうかは、インビザラインの実績が多く、精通している歯科クリニックでなければ分かりません。

赤坂さくら歯科クリニックでは、歯列矯正のエキスパートである医師が在籍しています。

カウンセリングにてしっかりお話しを伺い、最先端の機器によって、的確な診査・診断をさせてもらいます。

その上で、患者様ひとりひとりに合った最適なプランを提案させてもらいますので、お気軽にご相談ください。

より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をお待ちしております。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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